豆しぼり

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2013/09/17 (Tue) 16:36:45
伊万里トンテントン祭り:「合戦」巡り足踏み 7年前の死亡事故、遺族が反対/実行委「奉納合戦」で安全性確認 /佐賀
毎日新聞 2013年09月14日 地方版

 伊万里市のけんか祭り「伊万里トンテントン祭り」の実行委員会が祭りの開催日(10月25〜27日)を前に足踏みしている。呼び物の「合戦」の形式を今年度から変える一方、7年前の合戦の死亡者の遺族に「安全性の説明をしたい」と申し入れたが、面会を拒否されているからだ。双方の見解の相違は大きく、相互理解への道は遠い。【渡部正隆】

 トンテントンは荒御輿(あらみこし、600キロ)と団車(だんじり、550キロ)が組み合って相手を押し倒す合戦が呼び物で「日本三大けんか祭り」の一つ。例年負傷者が多く、2006年には男子高校生が団車の下敷きになって死亡した。

 高校生の父親(58)は「危険な合戦形式の祭りの廃止」と損害賠償を伊万里トンテントン祭奉賛会(当時の主催者)に請求。奉賛会が示談書で廃止を約束したので、父親も賠償請求をやめた。奉賛会はその後、解散。08年度から伊萬里神社御神幸祭実行委員会=櫻井徳幸委員長(55)=が祭りを主催している。

 実行委は11年度から荒御輿と団車を静かに組み合わせてゆっくり離す「模擬合戦」として合戦を復活させた。押し倒すことがないので安全な半面、盛り上がりに欠けるとの声も出た。このため、実行委はより本来の合戦に近い形式を模索。両者を組み合わせた後、団車側にのみ倒す「奉納合戦」を考案し、2回の安全確認実験を経て6月末、今年度の合戦の形式として決めた。

 実行委は模擬合戦の昨年度から「遺族側と話し合いたい」と父親に接触しかけたが、周囲の「七回忌までは静かに」との要望を受け入れた。今年度は父親の知人の氏子総代を仲介者に立て「安全性の説明がしたい」と説得を続けたが、父親は面会を拒否した。

 櫻井委員長は「奉納合戦は事前に倒れる方向が決まっているので参加者は余裕を持って対応できる」と安全性を強調。更に「我々は模擬合戦の段階から合戦の参加者に安全講習会の受講を義務づけるなど安全対策に努めてきた。合戦は伊万里の町おこしのためにやること。その思いも含めて父親に伝えたい」と付け加えた。
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とんてん

Re: 記事

2013/09/25 (Wed) 22:17:48
実行委員会より30日午前10時に記者発表があります。
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通りすがり

Re: Re: 記事

2013/09/26 (Thu) 09:36:29
待ってました。楽しみにしてます(^_^)b
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とんてん

Re: 記事

2013/09/28 (Sat) 16:07:12
伊万里トンテントン祭り:今年は「奉納合戦」方式へ 実行委決定に遺族側は反発 /佐賀
毎日新聞 2013年09月26日 地方版

 けんか祭りとして知られる伊万里市の「伊万里トンテントン祭り」の実行委員会は25日、今年の祭り(10月25〜27日)で新たな「奉納合戦」の実施を最終決断した。昨年までの「模擬合戦」に比べ、より祭り本来の形に近づく。一方、7年前に団車(だんじり)の下敷きになって亡くなった男子高校生の遺族側は「示談書に反する危険な合戦」と反発している。【渡部正隆】

 トンテントンは荒御輿(みこし)と団車の合戦が呼び物だが、2006年に死亡事故が起きた。当時の主催者の奉賛会は高校生の父親(58)に示談書で「組んで倒す合戦形式の廃止」を約束して解散。父親も損害賠償請求を取り下げた。5年前から実行委員会が祭りを主催している。

 実行委は2年前、荒御輿と団車を組み合わせて静かに離す「模擬合戦」として合戦を復活させた。だが、盛り上がりに欠けるとの声もあり、実行委は両者を組み合わせた後で団車側にのみ押し倒す「奉納合戦」を今年の形式として決めた。

 実行委は「安全性を説明したい」と今月18日と24日、役員4人が遺族宅を訪問。安全対策をまとめた規定書などを手渡そうとしたが、父親は「奉納合戦は危ない合戦。私は認めたくない」と受け取りを拒否したという。

 櫻井徳幸委員長(55)は「ご了解が得られなかったのは残念。しかし、実行委として誠意は尽くした。方針通りに奉納合戦を実施する」と語った。

 一方、父親を支援してきた「安全な祭りを考える市民の会」の口石真弓代表(55)は「実行委の行動は遺族の生傷に塩をすり込むようなもの。示談書に続き、父親の明確な意思が示された。実行委はなぜ尊重しないのか。私も父親もこの問題では怒りを通り越してあきれ果てている」と批判した。
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